「THE BATMAN」の映画を観ました。
バットマンというと、コメディタッチのものとシリアスなのがありますよね。
90年代はコメディタッチが多く、子供の頃の印象としてはあんまりバットマンって面白くないという感じでした。
一方で、クリストファー・ノーランの「ダークナイト」トリロジーはとても大好きです。
僕がわざわざ言う必要もなく「ダークナイト」は名作ですし、あれでバットマンのイメージが変わりました。
それゆえ「マンオブスティール」はなんでそうなった?!と記憶してます。
で、ネタバレなしで「THE BATMAN」の感想です。
今回の「THE BATMAN」もシリアス路線。
そしてブルース・ウェインもまだ青年でバットマンになってまだ間もない頃です。
成熟した強いバットマンというよりはまだまだ発展途上という感じです。
ロバート・パティンソンの雰囲気もあり、どこか脆く病的な印象がブルースの不安定さを上手く演出しているなと。
敵はリドラーなんですが僕はこっちのリドラーが好きでした。
サイコパスで知的犯のリドラーは僕が好きな海外ドラマのミステリものを彷彿とさせます。
ジムキャリーのリドラーやゲームの「バットマン アーカム・ナイト」のリドラーとはかなり印象が違います。
(余談ですが、ゲームバットマン アーカム・ナイトは面白かったですが、リドラーのクイズの数にはうんざりしましたw)
ゾーイ・クラビッツ演じるキャットウォーマンもより人間味が溢れる感じがしてリアリティ路線かなと。
アクションシーンは少ない印象でしたが、個人的にはこの雰囲気は好きでした。
自分の住む町がゴッサムシティのようになったら、人々に正義の味方が必要になるよな、
と思いながら映画を観ていました。
ブルースもその自覚に芽生えていく姿も映画を観ながら感じられました。
全体的に派手さはないものの、個人的にはかなり面白かったです。
DCユニバースはリセットされるとの噂ですが、ロバート・パティンソンのバットマンがいい感じなのでどうなるのか気になりますね。
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