現在Playstation Plusに加入しています。
そこでいくつかフリーゲームがプレイ出来るのですが、その中に「ghost of tsushima」が含まれていました。
名前くらいは知っていたのですが今まで未プレイでした。
鎌倉時代の「元寇」をモチーフにしたオープンワールドのゲームです。
日本を舞台にしたオープンワールドって意外と少ない気がします。
結論ですがここ最近プレイしたゲームでダントツで面白かったです。
(プレイするまでレビューを見ていなかったですが)評価が高い理由が納得出来ました。
未プレイならマジでプレイして欲しいです。
個人的に何より良かったのがストーリー。
主人公の境井仁(さかいじん)は対馬を統治していた地頭である志村の甥にあたる境井家の侍。
蒙古(モンゴル)軍が対馬を攻めてきた時は懸命に戦うも返り討ちにあいます。
また志村は蒙古軍の将軍であるコトゥン・ハーンに捕えられます。
志村は侍であることを何より誇りに思っており、仁にも武士(もののふ)とは?誉とは?と侍らしい生き方を常に問いかけます。
一方でそういった侍らしい戦い方は蒙古軍からすると読み易く、ことごとく侍は敗れていきます。
ですが仁は葛藤しながらも民を守るためには汚い手(侍らしくない手段)も必要だと思うようになります。
相手を倒す為なら敵の背後を取ったり、クナイを投げても、毒を使うことも厭わなくなります。
(どちらかというと忍者です)
志村を救い出すも戦い方が侍らしくなく非難されます。
ですが、民たちからは冥人(くろうど)として支持されるようになり。
実際の元寇がこうだったかはわかりませんが、侍のあり方とは?どうすれば民を助けられるか?勝つためには?と常に葛藤する仁の姿がとても感情移入出来ます。
何より感動したのがストーリー作成が日本人でない所です。
製作者のディレクターの侍への愛(黒澤明が好きらしい)が伝わってきます。
個人的に最後がコトゥン・ハーンを倒して終わりでないところが大好きです。
メイン以外にもサイドミッションが多くありそちらもやり込み要素があっていいです。
なぜか分かりませんが百合とのエピソードがすごく好きでした。
またディレクターズカットでは父親との確執とトラウマについて触れられています。
こちらも仁についてより知ることが出来て面白かったです。
ストーリー以外にもグラフィックの美しさもすごいです。
実際にプレイすると対馬の自然の美しい景色に目を奪われると思います。
他には各地で歌を詠むことが出来たりします。
見た目の装備をゲット出来るだけなんですが、僕はすごく好きでした。
各地で温泉を探したり神社にお参り(神社の道が険し過ぎw)だったりとオープンワールドらしい探索要素もいいです。
戦闘はそこまで難しくないです。
最初は慣れるまでちょっと時間がかかりますが、いろいろなサポート武器があるので自分に合うものを使えばそこまで詰まることはないと思います。
僕は煙玉とクナイをよく使いました。
気力(敵を倒すと増えて技や体力回復が出来る)はもっぱら体力回復。
イベントによっては演出で一騎打ちになりますが、これが映画のようでカッコよかったです。
プレイステーションでは実績を確認出来ますが、まだまだやり込まないといけないですね。
今の所一番珍しい実績がブロンズです。
未プレイの人は本当にこのゲームプレイして欲しいです。
2020年発売ですので今なら値段も下がっていますし、プレイステーションプラスに入っているならそのままプレイ出来ます。
年末に没頭したゲームですが僕の中で間違いなくベストゲームの一つになりました。
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